第4回「続・真夜中の潮干狩り」 その2

3人がそれぞれ自分だけの世界にドップリ入り込んだ午前零時頃、その事件は起きた。
バカエミは近づいてくる人の気配を感じた。
しかし隊長かM子であろうと思い、顔もあげずにアサリとりに集中していると、
「どうやお姉ちゃん、アサリとれたか?」